マスクをしているときは、あまり気付かれにくかった「鼻の下の間延び」。
マスクを外す機会が多くなってくると、やはり口元は顔の印象を決める重要な要素になってくるため対策が必要です。
実は、鼻の下の間延びを解消するためには、3つのメイクポイントがあります。
そこで今回は、YouTubeの「【40代50代必見】脱マスクに向けての緊急対策!!」という動画から、鼻の下の間延びを短縮するメイクのコツをご紹介したいと思います。
鼻の下の間延びを短縮するメイク①シェーディングとハイライト
鼻の下の間延びしやすいところ(人中)を短縮するメイクのポイントは主に3つあります。
まず、1つ目のポイントは、シェーディングとハイライトを使用して「光と影の効果」を生かすことです。
シェーディングを選ぶ際には、肌色よりもほんの少しだけ濃い色を選びましょう。
あまり濃すぎてしまうと、悪目立ちしてしまったり、汚れて見えたり、髭のように見えてしまうのでNG。
シェーディングなので、質感はパールやラメ感の少ないもの、もしくは入っていないものがおすすめです。
今回使用するのは2色入りの「SayアイブロウパウダーN02」で、明るめのブラウン系の色を準備しました。
シェーディングを入れる場所は、一人ひとりの鼻の形や大きさなどによって違います。
目安となるのは、下を向いたときに自分でなんとなく鼻の下に影が見える部分。
そこからはみ出さない程度に、シェーディングを入れましょう。
このとき、使用するブラシはあまり大きいものより、少し小さめのブラシのほうがやりやすいのでおすすめです。
では、最初に淡いブラウンを使用してつけていきましょう。
ブラシに取ったシェーディングを一度手の甲で少しなじませたら、鼻の下の逆三角形の部分に少しずつ入れていきます。
失敗を避けるために、いきなり濃い色で入れないようにしましょう。
逆三角形の部分がV字になるように入れ、もしも濃すぎた場合は、指で少しだけなじませます。
鼻先を少し細くしたい場合は、このときに入れておくのがおすすめです。
鼻先が「U」もしくは「V」になるように、ちょっとずつシェーディングを入れましょう。
次に、上唇のシェーディングです。
鼻の下の部の真ん中のくぼんでるところを「人中」と言います。
シェーディングをあまり上の方から入れてしまうと不自然に目立ってしまうので、シェーディングは人中の半分よりも下の部分に入れましょう。
人によっては3分の1ぐらいの位置からでも問題ありません。
シェーディングをブラシに取ったら、くぼみのところに埋め込んできます。
さらに鼻の下を短く見せたい場合は、少し上唇を指で押すと影が見えるので、その影の部分に薄くシェーディングを入れましょう。
ただし、塗りすぎるとヒゲっぽく見えてしまうので要注意です。
次に、ハイライトを使用します。
ハイライトは、40代や50代の大人の場合、ラメやパール感が少ないものを選びましょう。
あまりパール感が強すぎると、汗をかいているような印象に見えてしまうこともあるので、抑えめにするのがおすすめです。
使用するハイライトは、クリーム系でもパウダー系でも、どっちでも構いません。
また、コンシーラーの明るい色でも代用することができますよ。
今回は、Sayの「ピュアリータッチファンデーションEX01」というハイライトを使用します。
ハイライトをつける場所は、上唇のフレームに沿って、中央部分だけ描きます。
ちょっとずつハイライトを入れていくと、求心顔になり、ボリュームも出てきます。
ハイライトを塗ったら、指先で少しなじませましょう。
鼻の頭の部分にも少しハイライトを入れると、上唇と鼻の距離が近くなり、より引き締まった印象になります。
鼻の下の間延びを短縮するメイク②オーバーリップを描く
鼻の下の間延びを短縮するメイクの2つ目のポイントは、オーバーリップを描くことです。
自分の唇を見たときに、赤い色素の入ったラインの外側になんとなく白っぽいモヤモヤとしたラインがあるのがわかりますか?
そのラインをたどるように、リップラインより1ミリぐらい外側を描くのがポイントです。
今回使用するのは「Sayリップライナー01」で、スイートベージュという色を使用します。
山の部分から、自分で描きやすいように描いても問題ありません。
山の部分を一度整えてから、なだらかに口角に向かって描いていくのがおすすめです。
また、口角もほんの1mm上側に描くだけで、口角がキュッと上がった印象になるので、やり過ぎない程度に少しだけ描いてみてください。
下唇はラインを整える程度で大丈夫です。
上唇の山は丸く描くと、ぷっくりとした若々しい印象になります。
鼻の下の間延びを短縮するメイク③全体のバランスを見る
鼻の下の間延びを短縮するメイクの3つ目のポイントは、、全体のバランスを見ることも重要になってきます。
人中をキュッと短くする場合は、視線があまり口元に行かないように工夫しましょう。
例えば、口元に濃い色を持ってきてしまうと、視線はどうしても口元に集中しやすく、間延びしたところが目立ってしまいます。
そのため、あまり濃い色を使わないというのが、とても大事なポイントになります。
まとめ
鼻の下の部分「人中」を短縮する場合は、「シェーディング&ハイライト」「オーバーリップ」「全体のバランス」に注意してメイクをしましょう。
3つのポイントを守ることで、気になる鼻の下の間延びを目立ちにくくすることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
また、メイク以外にも、笑顔になることで人中を短縮することもできるので、笑顔になれるような生活を送ることも対策の一つになります。