皆さんはメガネをかけているとき、どこまでメイクをしていますか?
メガネをしている休日くらいは手抜きをしたいと思う方もいらっしゃいますよね。
ただし、メガネをしている場合は、フレームの形や色味のバランスなど、いつものメイクとは違う部分に気を遣う必要があります。
そこで今回は、YouTubeの「【40代50代必見】アイシャドウもファンデもなし!お手軽メガネメイク!!」という動画から、簡単にできるおうちメイクをご紹介したいと思います。
メガネをしているときのお化粧方法①ベースメイク
まずは、メガネの日に合わせたベースメイクの作り方からご紹介します。
メガネをしているときでも、オレンジ色の下地を使って、肌のくすみを取りましょう。
化粧下地は、油分と水分がしっかり混ざるように、軽く振ってから手の甲に出します。
特に顔の中心のところは、メガネをかけたときにフレームの中に入るので、しっかりくすみを取っておくのが重要です。
フェイスラインのほうは薄く伸ばし、両頬はシミがあったりするので、しっかり下地を広げていきましょう。
指に残った下地で、額、鼻筋、メガネが当たる鼻の横ところをつけていきます。
小鼻のところは、毛穴に逆らうように下から上につけて、毛穴を消していきましょう。
そして、ひげが生えやすい口回りは、ホルモンのバランスで青っぽくなるので、オレンジの下地を忘れずにつけておいてください。
最後、まぶたの上に下地をつけるときは、骨の上あたりを先につけて、最後にまぶたの際や目の下に伸ばしていきましょう。
ファンデーションを使用しない場合、どこを入念にきれいにしていけばいいかというと、目の下にある頬の三角部分です。
メガネがかぶって暗くなりやすい部分なので、ここだけはベージュとオレンジのコンシーラーをミックスしてカバーしましょう。
手の甲で調節したら、頬の三角部分に明るさを出していきたいので、ブラシでクマやシミの上にも重ねていきます。
骨の高い位置にもやっとした肝斑がある場合は、指にオレンジのコンシーラーを取って、トントントンと優しくつけておきましょう。
目の下は指先に残ったものを薄く顔の正面につけ、くすみを取るようにコンシーラーをつけていきます。
フェイスラインの側面は、日焼け止め効果のある化粧下地を使用しているので、コンシーラーは使用しません。
コンシーラーは、メガネがかぶり影ができやすい顔の中心や横から見たときに気になるところだけ使用しましょう。
これでベースメイクは完了です。
メガネをしているときのお化粧方法②アイメイク
ベースメイクが完了したら、次はアイメイクです。
アイメイクは、アイシャドウのグラデーションを頑張っても、メガネをしているときはフレームの方が目立ってしまうので、省いてしまっても構いません。
では、アイシャドウを省いて「何をするのか?」というと、「アイライン」と「マスカラ」です。
この2つはメガネをしているときでも、やっておくことをおすすめします。
なぜなら、メガネをかけることで目が小さく見えてしまうときに、マスカラとアイラインを使うと、目がくっきりしてくるからです。
アイラインは、やっぱり際にラインを引いてくっきりフレームを出していき、目尻のところは少しだけリキッドも入れると目力がアップします。
特に、ボルドーブラックのアイライナーは、どんなフレームの色のメガネにも合わせやすい色なのでおすすめです。
遠くから見たときも目のフレームがくっきりしてきますので、この状態でメガネをかけてもと目が印象的に見えます。
次に、マスカラをつけていきましょう。
メガネをかけるときには、無理してビューラーであげないで、マスカラベースとマスカラの2つだけで仕上げていきます。
マスカラベースとマスカラの2つだけでも、自然にリフトアップすることができます。
マスカラベースをつけるときは、何度もブラシを出し入れしないのが重要なポイントになります。
何度も出し入れをして中に空気が入ってしまうと、中の液体が酸化によって劣化してしまうので注意が必要です。
そして、マスカラベースは1回だけ取ったら、まつげの根元にぐっと当てたら、上にとかし上げるようにつけていきましょう。
目頭の場合は、同じようにまつげの根元に押し当てたら、今度は少し外側に向かってとかし上げてください。
最後に少し角度を斜めにしながら、目頭のところを溶かし上げたらマスカラベースの完成です。
そして、マスカラもベースと同じように、何度も出し入れせず、1回だけ取ってまつげにつけていきます。
このとき、初心者さんは、マスカラ液がブラシにたっぷりついていると塗りにくいので、マスカラブラシの先端を少しティッシュで押さえるのもアリです。
そして、マスカラをまつげの根元に当てて、目尻の方は外側に、目頭のところはちょっと角度を変えながら溶かし上げていきます。
こうすることで、メガネのフレームの強さにも負けない目力が生まれます。
メガネをしているときのお化粧方法③眉毛
次に、眉毛をやっていきましょう。
メガネをするときの眉毛の形は、メガネのフレームの形によって変わってきます。
例えば、ストレートなフレームの場合は、まっすぐのストレートぽい眉毛のほうが似合いますし、ラウンド型で丸みのあるメガネのフレームの場合は、丸みを意識した眉毛にしてあげると似合います。
眉毛の色は、薄くしてしまうとフレームが強いので顔がぼやけてしまうので注意が必要です。
パウダーとペンシルを使う場合は、ペンシルで最後に色を調節して濃くすると、バランスが良くなります。
最初に、アイブロウパウダーをブラシに取って、メガネのフレームに合わせて、1本1本真ん中あたりから眉尻の方に向かって、薄いところをパウダーで入れていきましょう。
毛の流れに沿って、滑らせるようなイメージで色を付け足していくとうまくいきます。
眉尻の短いところは、後でつけ足していくので、この段階で完璧に仕上げる必要はありません。
メガネのフレームに合わせながら、眉毛の下のラインを中心に毛の足りないところを毛流れに沿って付け足していきましょう。
左右のバランス見ながら、両方ずつやるのがおすすめです。
眉頭の部分は、アイブロウの明るい色を使って、毛流れに沿ってブラシを動かしたり、眉の内側の方に色を足して、高さのバランスを調節しましょう。
また、眉毛は下から上に生えているので、毛流れ沿って下から上にアイブロウパウダーを入れてあげると自然に仕上がります。
そして、眉をパウダーである程度仕上げたら、メガネの強さと合わせるためにペンシルを入れていきましょう。
ペンシルは毛に近い色を使ったほうがバランスがいいので、今回はオリーブ系を使用します。
ペンシルを使用するときには、力が入り過ぎないように、少し後ろの方を持ち、真ん中から眉尻の毛が薄いところに1本1本描き足します。
パウダーだけでは浮いてきてしまうところを、ペンシルでしっかりカバーしましょう。
眉尻もちょっと斜めにしながら、眉尻の長さを出していきます。
このとき、メガネのフレームに合わせて、少し丸く描き足すとバランスが良いです。
最後は、スクリューブラシを使って、左右のバランスを見て軽く整えれば完成です。
メガネをしているときのお化粧方法④リップ
最後に、リップをつけていきましょう。
メガネの日は、リップを塗るだけで一気に華やかになります。
リップのポイントとしては、人中(鼻の下)を短くして、ふっくら見せるほうが顔のバランスが整います。
このとき、注意をしたいのは、ラインをきれいに縁取りすぎてしまうと、口が小さくなり古臭く見えてしまうこと。
唇の輪郭をもし縁取りするなら、最後に少しだけリップライナーを使ったり、直接リップを塗って山の部分に厚みが出るようにぼかしてあげると、人中が短く見え、古臭く見えなくなります。
まとめ
メガネをしているときは、やはり「眉」「アイライン」「マスカラ」といったアイメイクが中心になります。
そして、ポイントにリップを持ってくると、すごく華やかな印象になります。
メガネでちょっと手抜きをしたいときには、ぜひ今回ご紹介したメイクを試してみてくださいね。