50代と20代では、メイクの常識や流行が全く違いますよね。

もしも娘が母親にメイクをしたら、どのような仕上がりになるのか気になりませんか?

メイクをする方も、される方も新鮮な気分で、新しい発見があるかもしれません。

そこで今回は、YouTubeの「【40代50代必見】57歳母が娘にメイクをしてもらったら?」という動画から、親子メイクをご紹介したいと思います。

親子メイク①コンシーラー

今回メイクに挑戦してもらうのは、57歳のお母さんと24歳の娘さんです。

ファンデーションまでつけてある状態からスタート。

まずはコンシーラーからつけていきます。

【お母さん】娘さんになくて、私にあるものっていっぱいあるでしょう。シミだとかさ…。やっぱりこういうの気になるんで…。

【娘さん】今回使用するのは2色入りのコンシーラーで、ベージュに近い色を使ってシミを消していきたいと思います。

ブラシにとってコンシーラーをつけ始める。

【娘さん】難しいですね…。

【お母さん】人のって難しいよね、

コンシーラーを入念につけていく。

【お母さん】気になるからすごい鏡を見たくなるんだけど。とりあえず馴染ませてくれればいいんだけど。あとは、普段娘さんがやっているメイクでいいですよ。

【娘さん】私は一番コンシーラーで隠したいところは「目の下のクマ」なんです。「小鼻の赤み」「口の横のくすみ」を隠したい。

【お母さん】じゃあ、同じようにお願いします。

目の下のクマにトントンと馴染ませてコンシーラーが完了。

親子メイク②アイブロウ

次に、アイブロウをつけていきます。

【娘さん】アイブロウかアイメイクかは、その日の気分によって違います。また、ペンシルを使う日もあれば、ブラシでパウダーを複数の色と混ぜて使うときもあります。今回ははペンシルを使って、まず輪郭から描いていきます。
まずは、書きやすそうな左側から、平行に眉毛を描いていきます。

しばらく眉毛を描いていると…

【娘さん】難しい…

【お母さん】どの辺が難しい?

【娘さん】ブレちゃうから。力を入れたいんだけど…。自分の描き方だと、横顔の方の面積が広いから、眉毛を描いていい面積があるんだけど…

【お母さん】自分で目安があるんだ

【娘さん】母は立体的な顔をしているので、眉は平行じゃない方がいいのかもしれないですね

一度正面を確認する

【娘さん】眉頭を入れた方がいいかも

左側の眉を描き終わって、二人でまた確認する。

【娘さん】あとはアイブロウを描けばいいかな

反対側も同じように眉を描き足す。

【娘さん】同じ顔にはならないよね

【お母さん】違うタイプの顔立ちだよね。親子なんだけど。

左右の眉毛を描き終わり、パウダーでぼかしていきます。

【娘さん】ぼかしの色は薄い茶色を使い、眉頭をぼかしていきます

二人で眉を確認し、次にヘビーローテーションのアイブロウマスカラを使って眉毛の色を茶色くしていきます。

【娘さん】左の眉毛が切りっとし過ぎている気がするので、眉山をなくしていきます。

スクリューブラシで眉山を軽く削って、アイブロウは完成。

親子メイク③アイシャドウ

次にアイメイクに移っていきます。

【娘さん】私が普段使っているのは、CLIOプロアイパレット13でピンク系の茶色です。

【お母さん】可愛いね。

【娘さん】若い子がよく使っている。

【お母さん】いっぱい入ってて楽しいね。

【娘さん】まず一番端のベージュをアイホール全体に塗っていきます。

娘さんは色のつき方を気にしている様子。

【娘さん】ここで一緒に目の下も全体に塗っていきます。そうしたら、次はピンク味がかかった茶色のアイシャドウを使って、さっきよりも幅狭目に色を乗せていきます。
自分のメイクだと全く彫りがないので、目頭と目尻と、目頭から眉、全体的にまんべんなく下に入れてるんですけど、母の場合は今日は自分と同じようにやっていこうと思うんですけど…

【お母さん】同じにやって外に出れない感じ?

【娘さん】わかんない。わかんない。

アイシャドウを入れ終わったら…

【娘さん】私は下に涙袋も作っていきますが、どうしますか?

お母さんに涙袋を作るか確認すると…

【お母さん】せっかくだからお揃いでお願いします。

【娘さん】涙袋は同系色で作っていきたいので、濃い茶色を使って涙袋を描いてみようと思います。笑った時に出てくるので、下まぶたの中央よりやや手前(目頭に近い部分)の影の辺りを狙っていきます。あとは同じ色で目尻の三角ゾーンも埋めていきます。

目尻の三角ゾーンを丁寧に埋める。

【娘さん】う~ん。なんかちょっと似てきたかな。

【お母さん】似てきた?同じ顔になれるかな?

【娘さん】肉がないからやりやすいですね目元は。このままだとちょっと涙袋の方が不自然なので、アイシャドウの端から2番目のピンク系の少しラメの入っているものでぼかしていきます。

ブラシを使って全体的にぼかしていく。

【お母さん】どうですか?

【娘さん】なるほど。多分、結構濃いですね、自分のいつものは。いつもの母と比べて。続いて、アイシャドウの真ん中のラメを使って、アイホールのトップのところに乗せます。

【お母さん】結構上のほうな気がする。どこにつけた?

【娘さん】(眉と目の中央あたりを指さして)この辺りに乗せてます、私は。

【お母さん】へー、そこに乗せるんだ。

親子でラメを乗せる位置の違いについて確認。

【娘さん】次に、ホワイト系のラメを使って、やりにくいんだけど目頭につけます。私は目のきわは見えないので、アイラインはあまり毎日引かないですね、目尻側しか。そのかわり、自分はビューラーで根元をぎゅっとあげて、まつ毛の根元だけマスカラをつけて、存在感を出そうとしています。

【お母さん】じゃあ、それでやってみて!

親子メイク④マスカラ

マスカラをつけるため、お母さんが根元だけビューラーを使用する。

【娘さん】そうしたら、キャンメイクのクイックラッシュカーラー(ブラック)を使います。これは水に濡れても落ちないカールをキープしてくれるものです。

マスカラもお母さん自身にやってもらう。

【お母さん】これはどういう風につけるんでしょう。

【娘さん】立ち上げだけが目的なので、根元だけ。

【お母さん】真ん中だけど、どこまで?

【娘さん】全部のまつげを均等に。

マスカラが完了後、アイライナーを目尻に使っていきます。

親子メイク⑤アイライナー

アイライナーには、ラブライナーのブラウンを使用。

【娘さん】不自然じゃない程度に引いていきます。

ここで娘さんが大爆笑。

【お母さん】どうして笑われたんだろう(笑)

【娘さん】難しい(笑)

綿棒でアイライナーを取って、もう一度挑戦。

【お母さん】どうですか?うまくいったってこと?

【娘さん】YouTubeとかで見ているメイクが、いかに繊細かっていうことがわかりましたね。

【お母さん】皆さん上手だから。

【娘さん】すぐ色が発色しちゃうのって難しいな。

綿棒で軽く目元をふき取って完成。

親子メイク⑥チーク

続いてチークを塗っていきます

【娘さん】使用するのはNARSのブラッシュ。肉眼で見ると結構ピンクです。チークブラシにとって、私の場合は頬骨に沿って滑らせるようにつけています。

頬骨の位置を確認しながら、ブラシでポンポンとチークを置いていき完了。

【娘さん】続いてハイライトを塗ります。かなり使っているのが、THREEのシマリンググローデュオ02です。私がハイライトをつけるのは、まず鼻ですね。小鼻の辺り、眉間の下、眉の上、目頭の近く、目尻のCライン、鼻の下、顎先に指でトントンと軽くつけます。

気持ち程度つけてハイライトは完了。

親子メイク⑦リップ

最後にリップに移ります。

【娘さん】リップライナーはSayの01番を使っていきます。

輪郭を軽くなぞり、リップスティックをつける前に蜂蜜入りのリップクリームをつけておきます。

【娘さん】使用するリップスティックは、MACのクリームインユアコーヒーという色です。

リップスティックを2~3回すすっとつけて完成です。

親子メイクの感想

【お母さん】鏡見せてもらおうかな。

【母・娘】どうですか?

【娘さん】なんか眉毛がいつもよりちょっと濃いですかね。同じメイクです。

【お母さん】同じメイクです。どうでしょうか?

【娘さん】多分、自分より見えてる部分が多いから、母の方がギャルみたいになっちゃいました。いつもより目と眉毛が濃いですかね。

【お母さん】目と眉が濃いですね。マスクするとこんな感じになりますから。下まぶたに涙袋は書かないので、そこはちょっと違うかなという感じで。ただ、眉毛は割と下の方に描いてもらっているので、ここはくっと詰まってて、老けた感じになっていなくて良かったです。年齢よりも上がっちゃうのは困るので。でも、下まぶたに涙袋を描いてもらったので、キュッと詰まってよかったかなって思います。逆にお母さんの顔をメイクしてみていかがでしたか?

【娘さん】難しかったです。初めて誰にもメイクをしたことがなかったので、本当に顔って十人十色なんだなと実感しました。

まとめ

年の離れた娘にメイクをしてもらうチャンスというのは、現実的になかなかありませんよね。

親子といえども、顔の骨格やパーツの位置などが異なるため、いつも自分がしているメイクを相手に完全コピーして施すのは難しいもの。

やはりメイクは、その人の顔の特徴に合わせることが重要だと再認識できました。

動画はこちら