40代50代で「コツを教えてほしい!」と要望が多いのが眉メイクです。
「眉のぼかし方がわからない…」
「なんか眉毛が古くさい…」
このように自分の眉メイクに自信を持てない方は少なくありません。
そこで今回は、YouTubeの「【40代50代必見】眉のぼかし方で一気にあか抜けます。簡単にできるグラデーションのコツ教えます。」という動画から、垢抜け眉の描き方をご紹介します。
理想的な垢抜け眉とは?
眉を垢ぬけた印象にするためには、「グラデーション」をうまく利用するのがポイントです。
まずは、自分の眉毛がどういう風に生えているか確認しましょう。
よく自分の眉毛を観察してみると、実は眉毛は皆さんが思っているよりも実際にはそれほど濃いものではないとわかります。
眉毛で一番濃いのは、毛が密集している真ん中。
眉毛同士が重なり合って、厚みが増すので濃く見えるのです。
そして、眉尻は毛がだんだん少なくなっていくので、眉尻というのは眉毛の中で最も毛が薄い部分になります。
つまり、眉はもともと「濃い部分」と「淡い部分」でグラデーションになっているということ。
このグラデーションを、眉を描く時に再現できると自然な印象になるのです。
例えば、眉の失敗例で代表的なのが、ペンシルでわかりやすく眉頭からドーンと描いてしまうケース。
グラデーションに合わない眉の描き方なので、不自然に見えてしまうのです。
アイブロウで眉を描き始めるとき、一番初めに色をつけ始めたところが、やっぱり一番濃く出てしまうので、いかにも描きましたという印象になりやすいもの。
また、眉頭~眉尻までの濃さが均一だと、まるでノリを貼り付けたみたいに見えてしまうので、垢抜け感がなくなってしまうのです。
目頭の自然なグラデーションというのは、目頭と鼻筋の間にくぼみがあり、そのくぼみの延長線上あたりを淡く仕上げるのが理想的。
眉頭にドカーンと色がのってしまうと、遠目から見ても目立ってしますので、漫画のような仕上がりになってしまいます。
垢抜け眉の作り方①グラデーションを再現する
まず、眉を描くときには一点注意をしたいことがあります。
それは、眉毛の隙間にスキンケアとかファンデーションの油がついているとアイブロウがうまく発色しないので、眉毛を描く前に必ず毛の中にフェイスパウダーなどを埋め込んでおくこと。
こうして眉毛をサラッとした状態にしておくと、自然なふわっとしたグラデーションが描けるようになります。
今日は、ふわっと仕上げたいのでアイブロウパウダーで先に使っていきます。
今回使用するのは、銀座Sayで販売しているオリーブ系のパウダー(アイブロウパウダーN 01)です。
眉を自然なグラデーションにするのが難しいという方は、もともと「濃い色」と「薄い色」が2色セットになったものを使用するとうまく濃淡を描きやすくなりますよ。
そして、描くときには、濃い色と薄い色をミックスして、真ん中の一番濃くなったところからスタートすると、テクニックなしでも簡単にグラデーションができます。
薄くなっている眉尻の部分は隙間が多いので、パウダーを使って引いたほうが、自然に毛が生えてるみたいにふわっと仕上がるのでおすすめです。
そうしたら今度は、色が薄くなっている明るい方の色を取って、真ん中から眉頭に向かってパウダーをつけていましょう。
描き始めの起点を真ん中にすることで、目頭の部分に色がドーンと乗らないので、自然な眉頭に仕上がります。
また、眉頭を描くときは、隣の眉の方に向かって平行に描いていくのがおすすめです。
そして、隙間があるところは、ペンシルを使って1本1本埋めていくように描き足していきましょう。
今回は、使用しているペンシルは、オリーブ系で少しグリーンが入っているのが特徴です。
もともとの毛の色に近いので、自然と毛が生えているように見えるのがよいところ。
短く持ってしまうと、ペンシルの筆圧が強くなって濃く描いてしまうので、できるだけ長めに持って、筆圧を調整しましょう。
特に40代や50代になると、眉毛が自然と抜け落ちてしまったりして、眉毛と目の間が広がりやすく、間延びして見えてしまうもの。
そのため、40代や50代の大人の女性は、この間延び部分を引き締めることが重要です。
眉を描くときには、眉の下の方に足していくと目と眉の距離がグッと近づいて若々しい目元になります。
また、ペンシルを使う時には真ん中に毛の芯を作るイメージで描き足していくと綺麗に仕上がります。
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眉頭のところは、最後に足りない部分があれば「縦」に描き足すようにするのもポイントです。
眉尻は、口角と目尻をつないだ延長線上に描きましょう。
眉毛を描き終わったら、毛の方向に合わせてスクリューブラシでぼかします。
ただし、眉尻に関しては、毛のあるところではなく、「毛のないところ」をぼかすのがポイントです。
垢抜け眉の作り方②ノーズシャドウで仕上げる
眉毛がふわっとした感じに仕上がったら、最後にノーズシャドウを入れていきましょう。
まずは、アイシャドウの色の薄い方をほんの少しだけブラシにとって、手の甲で色をチョンチョンチョンと調整します。
よくノーズシャドウを目頭から鼻筋に沿って入れる方が多いですが、不自然で顔が長く見えてしまうのでおすすめできません。
垢抜け感を出すためには、アイホールの骨のラインに沿って、目頭の少し上くらいまできたら眉頭まで戻すようなイメージで影をつけるのがおすすめです。
また団子鼻の方は、薄くでいいので鼻先のところにVの字を入れる感じでノーズシャドウを入れましょう。
そして明るめのパウダーを鼻先のあたりに少しだけつけると、鼻がスッキリして見えます。
まとめ
眉は描き方によって古くささが出てしまうパーツですが、垢抜け眉の作り方を覚えれば一気に洗練された印象になります。
眉の垢抜けを出すためには、グラデーションが有効なので、動画を見ながら少しずつ練習をしてみてください。