人間は年を取ると、顔に「老け」が見られます。

特に、フェイスラインのたるみは目につきやすい部分なので、何とかメイクで隠したいと思う方も多いですよね。

このような加齢による老けは、一体何が原因で起こるのか?

メイクでどのように解消したらいいのか?

今回は、YouTubeの「【40代50代必見】人はなぜ、老けて見えるか。老けのメカニズムについて解説します!」という動画から、顔の老けを感じさせないメイクのコツをご紹介します。

顔の老けを起きるメカニズムとは?

40代50代になってくると、さまざまな部位の「形の変化」が起きるようになってきます。

特に人目につきやすい「フェイスライン」は、やっぱりもたつきが気になるもの。

顔の中身でいえば、「ほうれい線」なんかも目立ちますよね。

実は、老化によって目立つ部分というのは、主に「筋肉」が関係しているんです。

筋肉が重力で下がってくると、重みで深く沈んでしまいがち。

口角が下がった場合、黙っていると怖い人に見られることもありますよね。

そして、顔の上の部分でも、眼輪筋という目の周りの筋肉が下がってくると、正面から見たときに溝で1段暗く見えてしまいます。

このほかにも、まぶたが奥まってくぼんできたり、眼瞼下垂みたいにかぶってきたり、顔の老化現象がいたるところで見られます。

老化は一般的に「下がる」ことで起きやすくなっていますが、実は顔の中で1カ所だけ「上がる」部分もあります。

それはズバリ、「眉毛」です。

40代50代は物を見るときに、ぐっと力を入れる機会が多くなるうため、眉毛の位置が上がりやすくなっているんです。

その結果、眉毛の位置が高くなってくると、眉と目の間が開いてくるので、間延びした印象になりがちです。

このような間延びを避けるためには、40代50代は眉の位置を1段階か2段階下げて描いてあげると、目元が締まって見えます。

また、鼻の下も、口をキュッと閉じたときに上唇が巻き込まれやすいので、間延びしやすいパーツです。

そのため、大人の口元にはオーバーリップのほうがバランスが良くなります。

このように、顔の老けを感じさせないためには、顔全体のバランスに配慮してメイクをしていくことが大切です。

若い頃とは違い、年を取ると顔のパーツの位置が徐々に変わってくるので、素顔になったときに、自分の顔のパーツをよく観察しておくようにしましょう。

顔の老けを感じさせないメイクのコツとは?

40代50代で感じやすい顔の老けをメイクでカバーしたい場合、まず初心者さんでも簡単にすぐできるメイクのコツが2つあります。

まず、1つ目は「眉の左右バランス」を整えること。

眉を少し下気味に描くことで、眉と目の間が間延びせず、ぐっと引き締まった目元にすることができます。

「目と眉の間隔が開いてきたな」と感じる人は、眉を描くときにラインを下に下げるように意識してみましょう。

そして、2つ目は、目尻のアイラインを「ボルドーブラック」でちょっと長めに描いて、ポイントを外側に持っていったこと。

大人の顔は縦長になりやすいため、少し長めに引いたアイラインで横長に見せることによって、全体的なバランスを整えることができます。

また、アイラインは描き方も非常に重要なポイント。

アイラインは「ライン」と文字がついているので、どうしても「線」を描こうとしやすいもの。

しかし、アイラインは本来、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるようにつけるのが正解なので、線で描いてしまうと、「いかにも」感が出やすくなってしまいます。

特に黒で線を描こうとすると、どうしてもフレームラインが悪目立ちしすぎてしまうので、あまりメイクが得意ではない方には、黒のアイラインはおすすめしません。

初心者さんがアイラインを使う場合は、自然に仕上がるボルドーブラックをぜひ一度使ってみてください。

黒よりも柔らかい色味のボルドーブラックなら、メイクが苦手な方にも使いやすく、失敗しにくくなりますよ。

まとめ

老化のメカニズムは、主に筋肉が重力によって下がってくることで起きやすくなります。

顔の筋肉が下がることで、顔全体が縦長になりやすいため、「間延び」を感じさせないようなバランスを考えたメイクが必要です。

また、年を取るとメイクで使う色も、これまで使い慣れた色ではなく、年齢に合った色に変えていくのもポイントです。

動画はこちら