「眉カットの仕方が分かりません」
「切り過ぎてしまったら怖い…」
眉毛のセルフカットを苦手としている方は、意外に多いものです。
眉は顔の印象を決める大事なパーツなので、「失敗したくない!」という思いを強くなりますよね。
実は、眉カットはコツさえ覚えてしまえば、誰でも簡単にお手入れできるようになります。
そこで今回は、YouTubeの「【40代50代必見】眉のお手入れで悩んでませんか?若見え眉!!セルフお手入れ実践編!」という動画から、自分でできる眉のお手入れの仕方をご紹介します。
若眉のお手入れの仕方①ガイドラインを結ぶ
40代50代の方は眉カットを始める前に、まず眉のプロポーションを確認しましょう。
ペンシル型のアイライナーを使って、眉のバランスを見ながらガイドラインを結びます。
特にガイドラインを結ぶ上で重要になるのは「眉頭」と「眉山」「眉尻」の3点です。
まずは、眉頭から見ていきましょう。
ペンシル型のアイライナーで、目頭のくぼみの延長線上にある眉頭のところに印をつけます。
眉頭が眉の中で1番太くなるところなので、自分の眉よりも1mmぐらい長めに描くのがポイント。
右をやったら、左も同じように、鼻筋よりのくぼみの延長線上にある眉頭のところに印をつけましょう。
右側と同じくらいの太さになるように、自分の眉より1mmぐらい長めに印を打っておきます。
左右の高さがズレてしまうと思ったら、左右の眉頭を合わせるように眉間に線を引いてしまってもOK。
このときに、左右の高さが合わない場合は、眉頭が高い方は低く、低い方は高くすることを意識してバランスを取りましょう。
次に、眉山を見ていきましょう。
黒目の外側と目尻の真ん中の延長線上にある「眉山」に印を打ちます。
反対側の眉山も同様に印を打ちましょう。
眉頭から眉山までの長さがなるべく左右同じ位置にくるように、しっかり真正面で確認してください。
眉の高さも左右でズレが生じやすいので、よく注意しましょう。
そして最後は、眉尻を見ていきましょう。
眉尻は口角と目尻を繋いだ延長線上に印を打ちます。
眉頭・眉山・眉尻の3点をガイドラインになるように結びましょう。
プロポーションの確認では、まずこの3点に印を打つことが重要です。
顔は立体的で凹凸があるので一筆書きしにくいもの。
そのため、スクリューブラシで線を整えながら、アイブロウペンシルで少しずつ眉山まで繋げていきましょう。
若眉のお手入れの仕方②眉のアウトラインを揃える
ガイドラインを結び終わったら、次は上下の眉のアウトラインを揃えていきましょう。
まず、最初に確認しておきたいのが眉山です。
眉山の下がどこにあるか分からない場合は、眉山のトップから真っ直ぐに下ろした場所を目安にしましょう。
そして、眉頭から眉山まで下のアウトラインを少しずつ繋げていきます。
次に、眉尻を見ていきましょう。
眉尻は眉山から骨格に近いところなので、フェイスラインを確認しながら、眉尻を眉山の方に向かってなだらかに上のアウトラインを入れていきましょう。
下のアウトラインを引くときは、骨が出っぱっていたりすると描きにくい場合もありますが、瞳の角度に合わせ、バランスを見ながら線を引くのがポイント。
ガイドラインを描くことは難しいですが、これは1回限りの作業です。
ガイドラインは、左右の眉の差を把握したり自分で眉を描く時の参考ですので、眉のお手入れの度に何回も描く必要はありません。
若眉のお手入れの仕方③ムダ毛の処理
40代50代の方の中には、「眉のムダ毛をどこまで切っていいのかわからない」という方も多いですよね。
こんなときに役立つのが、先ほど作ったガイドラインです。
ガイドラインの外側にある毛は、ほとんどムダ毛なので、抜いたり、剃ったり、カットしても大丈夫です。
ガイドラインの中から外に向かってはみ出てしまう毛は、抜かずに毛先をカットしましょう。
ガイドラインから生えている毛を抜いてしまうと、眉毛が生えてこなくなり、ガイドラインの中に隙間ができてしまう可能性があるので注意してください。
外側のうぶ毛も要らない毛は抜いた方が綺麗なので、小さい安全カミソリで剃ってしまいましょう。
ムダ毛がなくなるだけで、眉のラインが綺麗に見えます。
また、眉カットバサミは、ガイドラインの中から出ているムダ毛を処理したいときに役立つ道具です。
特に、眉山から眉尻にかけて上から下向きに流れて生えている長めの毛を「けぶ毛」と言い、ガイドラインに沿って必ず処理しておきたい部分です。
産毛はハサミを寝かせて先端で切ることも可能ですが、肌に張り付いて生えているので、眉バサミで切るのが難しいこともありますよね。
そうした場合は、毛抜きで抜いたり、小さな安全カミソリなどを使って剃る方をおすすめです。
安全カミソリは横にすると切れてしまうので、必ず上から下に向けて剃っていきましょう。
下眉を剃りたい場合は、指で皮膚を引っ張り少しずつ剃っていきます。
眉山の高さが表情によって変わってくるので、片方の眉だけ上がってしまうという方は、眉山の高い方だけ少しだけ剃ってしまいましょう。
もしも、ガイドラインが邪魔で分からなかったという場合は、一度綺麗な眉を描いてから微調節をするという方法でも失敗しにくくなります。
若眉のお手入れの仕方④眉カットバサミの使い方
最後に、眉カットバサミの使い方についてご紹介します。
眉カットバサミは刃の先端が上を向いています。
刃の先端が上を向いた状態から一度下に向け、眉カットバサミを垂直に当ててから切っていきましょう。
右側の眉を切る場合に一番おすすめなのは、眉を切るときに刃の先を内側に向けて、眉カットバサミに下側から指を入れて切っていく方法。
この方法がやりづらい方は、眉カットバサミを上から持ち、親指が前、中指が外側、人差し指で支える状態で切る方法もあります。
最後に。。。
眉カットをする前に、ガイドラインを先に作っておくと、処理したほうが良いムダ毛かどうかの判断がしやすくなります。
40代50代の方は、眉を抜きすぎてしまうと生えてこなくなる恐れがあるため、ムダ毛のタイプに応じて、「眉カットバサミ・毛抜き・カミソリ」を上手く使い分けましょう。
眉周りのムダ毛がスッキリすると、それだけでメイクの仕上がりも美しくなりますので、ぜひ時間があるときにセルフカットに挑戦してみてください。