「シミ、しわ、くすみ、たるみなど、悩みが多過ぎてどうしていいかわからない…」
40代50代になると、複合的な肌トラブルを抱える方が増えてきます。
どうしたらベースメイクで気になるシミやくすみをうまくカバーできるのか悩んでしまいますよね。
目指したいのは、気になる部分をただ厚塗りで隠すだけではなく、明るく透明感のある若々しいツヤ肌。
そこで今回は、YouTubeの「【40代50代必見】シミが消えた！？若見えベースメイク！！」という動画から、若見えベースメイクのコツをご紹介します。
若見えベースメイクのコツ①肌の色ムラを整える
40代50代のベースメイクでは、最初に肌の色ムラを整えてあげることが重要です。
下地を使用する時には、美容成分がしっかり混ざるように容器をよく振りましょう。
肌のくすみや色ムラを解消するには、オレンジ色の下地が効果的。
特に、頬や目の周りの色ムラは、下地の段階で解消していかなければいけません。
オレンジの化粧下地は、一度手の甲に出した後、中指と薬指を使って顔半分につけていきます。
手の甲をパレット代わりにしてあげると、化粧下地を薄く取ることができますよ。
小鼻の横脇あたりから、頬の広い部分に下地をとんとんとつけて放射線状に伸ばしていきましょう。
このときに大事なのは、肌の色を変えることなので、あまり伸ばしすぎないこと。
右と左の肌の色ムラが変わっているか、肌色がちゃんと変わっているかという点が確認しながら、細かい部分も綺麗に仕上げていきましょう。
頬のあたりに肝斑などのシミが出ている場合は、少し重ねて下地をつけてあげるのがポイント。
ヴェールがかかったようにシミの色が薄くなると、ファンデーションを厚塗りしなくて済みます。
皮膚を引っ張らないように、優しく放射線状に伸ばしていくことが重要です。
顔の中心が綺麗だと、肌色は綺麗に見えやすいため、ちょっと下地をつける量が多くても構いません。
逆に、額や鼻筋などは皮脂が出やすい部分なので、あまり量を足さないようにしましょう。
額→鼻筋の順で下地をつけたら、鼻の小鼻は毛穴に逆らうよう下から上につけていくと毛穴を綺麗に消すことができます。
次に、顎先を塗ったらまぶたの上や目の下も、ギリギリのところまで薄くつけてあげましょう。
若見えベースメイクのコツ②パウダーファンデのつけ方
40代50代のベースメイクでは、パウダーファンデをブラシを使ってつけていくことをおすすめします。
ブラシをパウダーファンデに対して垂直に持ち、3周回してパウダーを含ませます。
パウダーファンデはつける量が多すぎてしまうと、厚みが出てしまい老けて見えてしまいがち。
そのため、パウダーファンデはちょっとの量でOK。
広げたティッシュでブラシを軽く抑えてから、両頬の広いところから外側へ滑らせていきましょう。
鼻筋→鼻の側面→お顔の真ん中→口まわり→目元の順にパウダーを馴染ませていきます。
頬に気になる肝斑などのシミがある場合は、少し大きくブラシを動かして重ねていくように肌を磨いていきましょう。
最後に、首の周りを取り払うように、サッサッと馴染ませたら終わりです。
若見えベースメイクのコツ③コンシーラーのつけ方
パウダーファンデで顔を整えた後は、さらにコンシーラーを使って、色ムラのあるところをボカしていきましょう。
今回使用するコンシーラーは、オレンジとベージュの2色入り。
オレンジ色のコンシーラーは、色がうっすら残ってる肝斑やクマの溝のところの影の色をボカしてくれます。
シミを隠したいからと言って、ベージュを乗せてしまうとグレーっぽくなったり、逆に悪目立ちしてしまう可能性があるので、色でボカしていくことが大切です。
コンシーラーを使うときは、付属のブラシの先にオレンジ色を取ります。
そして、一回手の甲で馴染ませてから、色ムラがある表面部分だけをぼかしていきましょう。
このとき、力加減は、皮膚が動かない程度の強さで仕上げていくのがポイント。
隠したい気持ちがあると、余計に目立ってしまうので、コンシーラーは隠すものではなく「ボカすもの」とイメージしましょう。
また、目の下にあるクマの溝のところも、目を全体的に覆ってしまうと目が小さくなってしまうので注意しないといけません。
膨らんでいる下の溝のところだけ色をつけ、コンシーラーが残らないようにボカして馴染ませていきましょう。
オレンジのコンシーラーで、シミや色ムラなどが消えている場合は、さらにベージュのコンシーラーを重ねる必要はありません。
もう少し色の補正をしたいときは、オレンジ色のコンシーラーの上からベージュのコンシーラーを乗せてあげると更にカバー力がアップします。
ただし、コンシーラーはやめどきが肝心なので、ある程度綺麗になったらそれ以上手を触れないようにしましょう。
最後に。。。
40代50代のベースメイクで、肌のくすみやシワを消したいときは、最初にオレンジ色の下地を使ってくすみを飛ばしてあげることが重要です。
パウダーファンデはつけ過ぎてしまうと老けて見えてしまうので、少量だけつけることがポイント。
そして、コンシーラーは気になる部分を無理やり隠そうとせず、表面にだけピンポイントで使用し、優しくボカしてあげると綺麗に仕上がります。
今回の動画は、40代50代のメイクのお悩みを解決する化粧教室「銀座Say」が監修。
