「ほうれい線をメイクでうまく隠したいけど、どうしたらいいのかわからない…」
加齢による口周りのシワ(ほうれい線)は、スキンケアをしてもなかなか改善できないため、メイクでどうにかしたいと思う方は多いと思います。
もしかしたら、ファンデーションを厚塗りして、余計にシワが目立ってしまった経験から、ほうれい線のメイクの仕方が難しいと感じていらっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、初心者でもベースメイクのちょっとしたコツを覚えれば、口周りのシワやほうれい線は、ベースメイクで簡単に目立たなくさせることができます。
そこで今回は、YouTubeの「【50代60代必見】口周りのシワのマル秘テクニックお伝えします!」という動画から、口周りのシワが目立ちにくくなるメイクの仕方やコンシーラーの塗り方のコツをご紹介します。
ほうれい線のメイクのコツ①下地でシワの影を飛ばす
ほうれい線のメイクの仕方に悩む50代60代の方は、ほうれい線の溝の影や肌の色ムラをカモフラージュしてくれるオレンジ色の下地を使用しましょう。
化粧下地は手の甲に2㎝くらい出してから、中指と薬指の2本を使って量を調整します。
小鼻の横の脇(ほうれい線が気になる窪みのところ)を起点に、内側から外側に向かって放射線状に下地を伸ばすのがポイントです。
そうすることで、ほうれい線の気になる窪みにツヤ感がプラスされ、シワの影が気にならなくなり、肌の色ムラも整えることができます。
額は下地の量が少なくていいので、真ん中から外側へ下地を伸ばしましょう。
下地を塗りにくい小鼻のところは、下から上に逆らって塗ると毛穴が綺麗にカバーできます。
ほうれい線のメイクのコツ②ファンデーションのつけ過ぎはNG
ほうれい線のメイクでお困りの50代60代の方は、ファンデーションを塗りすぎると、シワの溝に入り込み、余計にシワが目立つので使用量には注意しましょう。
パウダータイプを使用し、スポンジではなく、ファンデーションブラシを使うのがポイントです。
使用する量は、ブラシをパウダーファンデーションに対して垂直に立て、3週回す程度。
その後すぐに顔につけるのではなく、一度ティッシュで軽く毛先をなじませてから顔に使用します。
小鼻の横脇のトップの辺りから頬の頬側へ、放射線状にブラシを滑らせましょう。
目の下の頬の一番広い部分が美しく仕上がると肌が綺麗に見えます。
額はパウダーファンデーションを多くつけると、シワが目立って老けて見えてしまうので、少量だけにしましょう。
気になる口の周りから顎先は、ブラシを横に滑らせて仕上げます。
最後に、口の周りのシワなど気になる部分は、大きく円を描くようにブラシで磨いていくと肌にツヤが出てきます。
ブラシは肌に負担がかからないように、柔らかいものを使用するがおすすめです。
ほうれい線のメイクのコツ③コンシーラーはピンポイントで使う
ほうれい線のメイクで悩んでいる50代60代の方は、くすみを飛ばす効果があるオレンジ色のコンシーラーをピンポイントで使いましょう。
実は、ほうれい線と口周りのシワは、「ある場所」にピンポイントで使うことで、目立たなくさせることができます。
それは、小鼻の横脇にあるほうれい線の溝が一番深いトップの部分です。
コンシーラーは手の上で一度調整してから、ほうれい線が一番深い小鼻の横脇の部分だけを塗ります。
すると、肌にハリ感が生まれ、ほうれい線が目立たなくなります。
また、口角の周辺にできやすい影の部分も、オレンジ色のコンシーラーを使うと、くすみが取れて、肌が明るく見えるのでおすすめです。
一番注意をしたいのは、ほうれい線を消したくて、ほうれい線全体にコンシーラーを塗ってしまうこと。
時間が経つとシワが目立ってきてしまうので、コンシーラーを塗る場所はほうれい線の溝が一番深い小鼻の横脇の部分だけに限定しましょう。
ほうれい線のメイクのコツ④フェイスパウダーの光を利用する
口周りのシワやほうれい線で悩む50代60代の方は、メイクの仕上げにフェイスパウダーを使用し、粒子の光でシワの影を目立たなくさせましょう。
ブラシに取ったフェイスパウダーは、頬→額→鼻筋→口周り→瞼の上→眉の順でつけていきます。
リフトアップするイメージで、ブラシを寝かせながら頬の内側から外側に向かって、下から上へ滑らせます。
使用するフェイスパウダーの量は、ブラシの両面が白くなるまでつけ、足りなくなったら適宜つけ直しましょう。
最後に。。。
口周りのシワを完全に消すことはできませんが、ツヤや光を生かしたメイクでシワの溝にできる影を消し、ほうれい線を目立ちにくくすることができます。
シワの溝に入り込むファンデーションは、シワの影を濃くする原因になるため、つけ過ぎには注意をしましょう。
また、50代60代にはくすみを消す効果が高いオレンジ色の下地やコンシーラーがおすすめ。
ほうれい線の影を飛ばすだけではなく、肌の色ムラも整えてくれるため、1つ持っていると便利なアイテムです。
「文章だけじゃメイクのコツがよくわからなかった…」という方は、ぜひ動画を見ながら大人のベースメイクを練習してみてください。