40代、50代と年齢を重ねるにつれ、「ファンデーションを塗れば塗るほど老けて見える……」という悩みに直面していませんか?

実は、若見え肌を作るのは高価なファンデーションの「質」だけではありません。一番大切なのは、プロが実践している「塗り方のコツ」にあります。

今回は、メイク講師・鎌林さんが伝授する「マイナス10歳肌を叶えるリキッドファンデーションの塗り方」を徹底解説します。いつものメイクを少しアップデートして、内側から発光するような若々しい艶肌を手に入れましょう。

1. メイク前の「仕込み」で差をつける

ファンデーションを塗る前に、まずは土台を整えることが重要です。

オレンジ色の下地で色ムラを解消

シミや肝斑、くすみが気になる大人肌には、オレンジ色のコントロールカラー(下地)が効果的です。オレンジは肌の色ムラを自然に補正し、ファンデーションの厚塗りを防いでくれます。

使用前に「振る」のを忘れない

美容液成分が含まれているリキッドファンデーションの場合、顔料と成分が分離していることがあります。使う前に軽く振って、中身をしっかり混ぜ合わせるのがプロの鉄則です。

2. 【脱・老け見え】やってはいけないNGな塗り方

多くの人がやりがちなのが、「顔の5点(両頬・額・鼻・顎)に最初に置いてしまう」方法。実はこれ、若見えを遠ざけるNG習慣なんです。

  • NGの理由1: 伸ばす工程で手数が増え、時間がかかる。

  • NGの理由2: 薄く仕上げたい場所にまで、たっぷりと量が付いてしまう。

  • NGの理由3: 伸ばしている間にファンデーションが乾き、ムラになりやすい。

リキッドファンデーションは、「利き手と反対の手の甲」に出し、そこから少しずつ指に取って塗っていくのが正解です。

3. 実践!マイナス10歳を叶える「塗り方」4ステップ

使用するのは、肌への圧が適度な「中指と薬指」の2本。この2本で、中心から外側へ「放射状」に広げていきます。

① 「三角ゾーン」からスタート

顔の中で最も皮膚が厚く、きれいに見せたいのは「頬の三角ゾーン」です。

  • 小鼻の横、頬骨の上あたりにトントントンと薄く置きます。

  • そこから外側に向かって、放射状にスーッと伸ばしましょう。

② ほうれい線・毛穴の「魔法の指使い」

  • ほうれい線: 一度指を下に下げてから、上に引き上げるように塗ります。こうすることで、シワにファンデーションが溜まるのを防ぎます。

  • 毛穴: 毛穴が気になる場所は、「下から上へ」指を動かします。毛穴の凹凸にファンデーションを滑り込ませるイメージです。

③ フェイスラインと額は「余り」で十分

  • フェイスライン: 頬を塗って指に残った「残りカス」を伸ばす程度でOK。ここが厚いと「塗りました感」が出てしまいます。

  • 額: 中心から外側へ。たくさん塗るとシワが目立ちやすくなるため、極力薄く仕上げます。

④ 目元・口元は「最後に触る」

皮膚が薄く、動きが激しい目元と口元は、最後に残ったファンデーションで丁寧に整えます。

  • 目元: 眉の骨の下あたりから塗り始め、最後に目の際(きわ)に触れます。

  • 口元: 口角の下などの「影」になりやすい部分は、内側から外側へ影を飛ばすように塗りましょう。

4. プロの裏技:若見えを決定づける「仕上げのポイント」

最後に、顔全体の印象をパッと明るくするための微調整を行います。

重点ポイント 塗り方のコツ 期待できる効果
小鼻の脇 赤みを消すように指で丁寧になじませる ほうれい線が浅く見える
下降ライン 目尻、口角の下などは「上向き」に塗る 顔のたるみ印象をリフトアップ
三角ゾーン(重ね塗り) 最後に少量を指でトントンと重ねる 艶が出て、肌がパンと張った印象に

5. まとめ:引き算のメイクで「若肌」は作れる

「隠したい」と思うあまり、つい全体を厚塗りしてしまいがちですが、若見えの秘訣は「必要な場所に、必要なだけ乗せる」というメリハリです。

  1. 中心(三角ゾーン)はしっかりカバー

  2. 外側(フェイスライン)や動きの激しい場所は極薄

このバランスを守るだけで、肌の透明感と立体感が劇的に変わります。明日の朝、鏡の前でぜひ「下から上への指使い」と「放射状の伸ばし」を試してみてくださいね!

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